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第4話 妻のいない家

last update Data de publicação: 2026-10-02 21:30:26

第4話 妻のいない家

 朝食のない食卓というものが、これほど広く見えるとは思わなかった。

 蓮司はダイニングの中央に立ったまま、しばらく動けずにいた。

 澪が出ていった玄関の扉は、もう閉まっている。車の音もとっくに遠ざかり、家の中には壁掛け時計の針が進む音だけが残っていた。

 テーブルには離婚届と結婚指輪、それから短い手紙がある。

 三年間、毎朝この場所には何かしら匂いがあった。

 焼いたパン。淹れたてのコーヒー。出汁の利いたスープ。時には季節の果物を切った甘い香り。

 そのどれもない。

 あるのは、紙と金属だけだった。

「……馬鹿馬鹿しい」

 蓮司はそう呟き、手紙を折り直した。

 感情的になっているだけだ。

 昨日のパーティーで母に侮辱され、自分も十分に庇わなかった。その不満が積み重なり、澪は勢いで家を出た。少し時間を置けば落ち着くだろう。

 そう考えた方が合理的だった。

 離婚という言葉まで出したのは驚いたが、本気で三年間の結婚を終わらせるつもりなら、もっと前から何か兆候があったはずだ。

 蓮司はそう思い、すぐに自分の考えに引っかかった。

 兆候。

 本当に、なかったのか。

 昨日の夜、澪は言った。

 喧嘩をしなかったのではなく、自分が言わなかっただけだと。

 寂しいとも、もっと一緒に食事をしたいとも、休日に出かけたいとも言わなかった。

 蓮司はそれを「不満がない」と受け取っていた。

 今になって考えれば、随分都合のいい解釈だった。

 だが、まだ離婚を受け入れる理由にはならない。

 蓮司は離婚届を手に取った。

 澪の署名がある。

 筆跡は普段と同じだった。震えてもいない。怒りに任せて殴り書きしたものでもない。

 そこが妙に腹立たしかった。

 これほど大きな決断をしておきながら、なぜこんなに落ち着いて書けるのか。

「社長、お時間です」

 背後から秘書の声がした。

 いつの間に来ていたのか、玄関側の廊下に片桐が立っていた。

 四十代前半の男で、蓮司が社長に就任した頃から秘書を務めている。私生活へ踏み込みすぎないことを信条にしている男だが、今だけはさすがにテーブルの上を見て表情を変えた。

「……奥様は?」

「出た」

「出た、というのは」

「家を出た」

 片桐は一瞬だけ離婚届へ目を落とした。

「本日のお車はどうなさいますか」

 さすがに何も聞かない。

 そういうところは助かる。

「予定通りでいい」

「九時から海外事業部との会議、その後十時半に銀行側との面談です。十一時四十五分からは先方との昼食会があります」

「ああ」

「それと、こちらですが」

 片桐が差し出した封筒を受け取る。

 中には、昨夜のパーティーで発生した報道対応のメモが入っていた。

 御堂家の創業記念行事には複数のメディアが入っている。美佐子の発言そのものは公には漏れていないものの、澪が途中で会場から離れたことを見た者はいる。

「余計な記事になる前に、広報へ一言伝えておけ」

「どのように?」

「家庭内のことについてコメントは出さない」

「承知しました」

 片桐はそこで一度言葉を切った。

「奥様へお車を回す必要はありませんか」

「必要ない」

 即答した後で、蓮司は少しだけ気になった。

 あの黒い車。

 自宅の車ではなかった。

「今朝、門の外に車が来ていたな」

「はい」

「ナンバーは確認したか」

「警備記録には残っているはずです」

「調べておけ」

「かしこまりました」

 片桐は何も聞かなかったが、蓮司自身がその命令に微かな苛立ちを覚えた。

 追いかけてくるなと言われたばかりだ。

 それでも、誰の車だったのかは知っておきたい。

 理由を説明しろと言われれば、答えられない。

 妻が見知らぬ男の車に乗って出ていったからだ、と言うのはあまりにも感情的だった。

 感情的。

 その言葉が自分に似合わないことくらい、蓮司にも分かっていた。

「社長」

「何だ」

「ご朝食は?」

 蓮司はテーブルを見た。

「いらない」

「昨夜もほとんど召し上がっていなかったと伺っていますが」

「誰から聞いた」

「家政婦です」

「余計な報告をさせるな」

「奥様がいらっしゃる時は、私が申し上げる必要もなかったものですから」

 片桐は淡々と言った。

 蓮司が顔を上げる。

「どういう意味だ」

「そのままの意味です。奥様は、社長がお食事を抜くと必ず何か口に入るよう手配されていましたので」

「そんなことは知っている」

 口にした瞬間、違和感があった。

 本当に知っていたのか。

 澪がしていることは見えていた。

 しかし、それを「澪がしている」と意識していただろうか。

 テーブルに食事がある。

 薬が補充されている。

 出張前に荷物が整っている。

 シャツのボタンがなくなれば、翌朝には直っている。

 その一つ一つを、家というものの機能だと思っていた。

 誰かがやっていると頭では分かっていても、その誰かを見てはいなかった。

「車を出せ」

「承知しました」

 蓮司は離婚届を封筒へ戻した。

 署名はしなかった。

 するつもりもなかった。

 少なくとも今は。

 会社へ向かう車内で、蓮司は資料を開いた。

 文字は読める。

 意味も理解できる。

 それなのに、頭に残らない。

 三ページ目まで進んでから、最初のページに何が書いてあったのか思い出せず、閉じた。

「社長」

 助手席の片桐が振り返る。

「何だ」

「先ほどの車両ですが、確認が取れました」

 蓮司は窓の外を見たまま答えた。

「言え」

「アルカディア・グローバル系列の車両です」

 蓮司の目が動いた。

「アルカディア?」

「はい。登録上は国内統括部門の社用車です」

 アルカディア・グローバル。

 知らない企業ではない。

 むしろ、世界規模の複合企業として知らない方が難しい。

 医療、素材開発、投資、テクノロジー、ファッションなど複数の事業を持ち、近年は御堂グループともいくつかの案件で接点がある。

「なぜ、澪の迎えにアルカディアの車が来る」

 片桐は答えなかった。

 答えられるはずもない。

「誰が乗っていた」

「警備カメラの映像では、神崎征司氏と思われます」

 今度こそ蓮司は顔を上げた。

「神崎が?」

「はい」

 神崎征司。

 アルカディア・グローバルのCEO。

 国内外の経済誌で何度も見た顔だ。

 無駄な社交を嫌い、必要な場にしか出てこない男としても有名だった。

「間違いないのか」

「画像照合では、かなり高い確率です」

 蓮司は黙った。

 なぜ、神崎が澪を迎えに来る。

 知り合いなのか。

 どこで。

 いつから。

 三年間、澪はほとんど仕事をしていないと思っていた。

 少なくとも、自分はそう認識している。

 なら、世界企業のCEOと個人的な接点などあるはずがない。

「社長」

「続けろ」

「現時点では、それ以上は分かりません」

「分かった」

 蓮司は短く答えた。

 片桐は前を向いた。

 車内に沈黙が戻る。

 蓮司はスマートフォンを取り出し、澪の番号を表示した。

 指が通話ボタンの上で止まる。

 追いかけてこないでほしい。

 そう言われた。

 ただ、話をするくらいなら違う。

 まだ正式に離婚したわけではない。

 夫婦なのだから、連絡を取るのは当然だ。

 理屈を組み立ててから、蓮司は電話をかけた。

 数回の呼び出し音。

 出ない。

 もう一度かける。

 やはり出ない。

 三度目にかけようとして、やめた。

 自分でも、しつこいと思った。

 代わりに短いメッセージを打つ。

『話がしたい。今日中に連絡をくれ』

 送信。

 既読はつかなかった。

 九時からの会議では、蓮司は普段通りに振る舞った。

 少なくとも周囲にはそう見えたはずだ。

 海外事業部長の報告を聞き、数値の甘い部分を指摘し、予定より二週間遅れている案件に対して修正案を求める。

 ただ、会議の途中で一度だけ、自分でも珍しいミスをした。

「この案件は前四半期の数字を基準に――」

「社長」

 担当役員が遠慮がちに口を挟む。

「こちらは今期第二四半期の資料です」

 会議室が静かになった。

 蓮司は手元の資料を見た。

 確かに違う。

「……失礼した。続けてくれ」

 誰も何も言わない。

 だが、片桐だけはちらりとこちらを見た。

 会議後、蓮司は執務室へ戻った。

 机に置かれたコーヒーを一口飲み、思わず顔をしかめる。

 苦い。

 いつもと豆が違うのかと思ったが、秘書室に同じものを淹れさせているはずだ。

「片桐」

「はい」

「コーヒーが違う」

 片桐はカップを見た。

「いつもの銘柄です」

「味が違う」

「ご自宅では、奥様が淹れていらしたからではありませんか」

 また澪だ。

 朝から何度その名前を意識したか分からない。

「コーヒーくらいで大げさだ」

「そうかもしれません」

 片桐は否定しなかった。

「ただ、奥様は社長の体調によって濃さを変えていたようです」

「なぜお前が知っている」

「以前、社長が胃を悪くされた時に、奥様から会社でも濃すぎるものを出さないよう頼まれましたので」

 蓮司はカップを置いた。

 そんなことは聞いていない。

 いや、聞く必要がないと思っていた。

 そういうことばかりだった。

「昨日、妻が何か連絡してきていないか」

「私にはありません」

「弁護士からは?」

「現時点では何も」

 蓮司は椅子の背へ身体を預けた。

 十分ほど前に送ったメッセージも、まだ既読にならない。

「予定を詰めろ」

「午後ですか」

「今日全部だ。空いている時間をなくせ」

 片桐が一瞬だけ黙った。

「承知しました」

 仕事をしていればいい。

 これまでだってそうしてきた。

 考える必要のないことは、仕事の量で押し流せばいい。

 昼を過ぎ、夕方になり、夜まで働いた。

 澪からの返信はなかった。

 午後九時を過ぎて、ようやく会社を出た。

 車の中で、蓮司はもう一度スマートフォンを確認する。

 既読にはなっている。

 だが返信はない。

 それだけで、妙に腹が立った。

 無視する必要があるのか。

 三年間夫婦だった。

 せめて話くらいできるだろう。

 帰宅すると、玄関が暗かった。

 普段なら澪が起きていれば、廊下に小さな灯りが点いている。

 遅く帰る夫が足元を取られないようにという理由だった。

 そんなことまで、今夜になって初めて気づく。

「ただいま」

 無意識に口から出た。

 返事はない。

 自分で言ったことに気づき、蓮司は顔をしかめた。

 誰もいない家にただいまと言う習慣など、自分にはないと思っていた。

 リビングへ入る。

 朝のままだった。

 いや、家政婦が片付けたので離婚届や指輪はもうない。蓮司が自室へ持っていった。

 けれど、空気そのものが違う。

 生活の音がしない。

 澪は騒がしい女ではなかった。

 テレビを大音量でつけることもないし、長電話もしない。

 それなのに、いなくなると家中が妙に静かだった。

 蓮司はジャケットを脱ぎ、寝室へ向かった。

 明日のシャツを取ろうとして、クローゼットを開く。

 そこで初めて気づいた。

 澪の服が減っている。

 全部ではない。

 御堂家で買ったものや、贈られたブランド品はほとんど残されている。

 なくなっているのは、地味な服ばかりだった。

 結婚前から持っていたのだろう。

 蓮司はその違いを知らなかった。

 どれが自分たちの結婚後に買った服で、どれがそれ以前のものなのか。

 妻の服なのに。

 クローゼットの端に、昨夜着ていた銀白色のドレスが掛けてあった。

 蓮司はそこで立ち止まった。

 昨日、初めて見たはずなのに、印象に残っている。

 澪によく似合っていた。

 それを今になって思った。

 パーティーの時、一言も言わなかった。

 言う必要があるとも思わなかった。

 妻なのだから、隣にいる。

 綺麗だと思っても、それをわざわざ言葉にする意味が分からなかった。

 今は、その意味が少しだけ分かる。

 言わなければ、伝わらない。

 そんな当たり前のことを、昨日まで考えたこともなかった。

 蓮司はドレスの袖へ触れた。

 柔らかい。

 見た目より軽い布地だった。

 タグを探す。

 ない。

 仕立ての良い服なのは分かるが、ブランド名がどこにも見当たらない。

「自分で選んだのか……」

 誰に聞かせるでもなく呟く。

 ふと、玲奈の言葉を思い出した。

 MIOに似ている。

 澪は「参考にはしていない」と言った。

 あの時は強がりだと思っていた。

 蓮司はドレスから手を離した。

 考えすぎだ。

 そんなはずはない。

 リビングへ戻る途中、洗面所の前で足を止めた。

 胃薬が補充されている。

 その隣には、いつも使っている鎮痛剤。

 歯ブラシの予備。

 髭剃りの替え刃。

 全部揃っている。

 澪が出ていった後もしばらく困らないようにしたのか。

 そう考えた途端、腹の奥が妙に重くなった。

 あの女は、出ていく準備をしながら、なぜ自分の薬まで補充していたのだ。

 嫌いになったから離れるわけではない。

 そう言っていた。

 まだ好きだと。

 蓮司は洗面台へ両手をついた。

「だったら、なぜ……」

 答えは分かっている。

 彼女自身が言った。

 好きだから何でも耐えられるわけではない、と。

 理屈では分かる。

 感情では、理解できない。

 好きならいればいい。

 不満があるなら言えばいい。

 直せるものは直す。

 必要なものは用意する。

 それでいいと思っていた。

 しかし、それが全部間違っているのだとしたら、自分は何をすればいい。

 スマートフォンが震えた。

 蓮司はすぐに画面を見る。

 澪ではない。

 母からだった。

 通話を切ろうとして、やめる。

「何だ」

『何だじゃないでしょう。今朝、澪さんが家を出たって本当なの?』

「誰から聞いた」

『家政婦よ。あなた、まさか本当に離婚なんて――』

「母さんには関係ない」

『関係ないわけがないでしょう。御堂家の問題なのよ』

 その言葉に、蓮司の表情が冷えた。

「昨日、あれだけ人前で妻を侮辱しておいて、今さら家の問題か」

『私は事実を言っただけよ。そもそも澪さんがあんなに思い詰めているなんて、あなたが気づくべきでしょう?』

 図星だった。

 だからこそ腹が立った。

「少なくとも、母さんに言われたくはない」

『蓮司』

「切るぞ」

『待ちなさい。玲奈さんからも連絡が来ているの。昨日のことを気にしているわ。澪さんに謝りたいって』

「必要ない」

『あなたが決めることじゃないでしょう』

「今は余計なことをするな」

 通話を切った。

 数秒後、また着信。

 今度は玲奈だった。

 蓮司は取らなかった。

 それより澪からの返信が気になった。

 メッセージ画面を開く。

 既読。

 やはり返信なし。

 蓮司は短く打った。

『離婚届にはまだ署名しない。話し合いたい』

 送る。

 数分後。

 初めて返信が来た。

『分かりました。ですが、結論は変わりません。必要な話し合いについては、明日以降、代理人からご連絡します』

 それだけだった。

 蓮司は画面を見つめた。

 妻からの文章には、いつもの柔らかさがない。

 丁寧ではある。

 だが、もう夫へ送る文面ではなかった。

 仕事相手と変わらない。

 その距離が、予想以上に堪えた。

『澪、どこにいる』

 送信。

 返信はない。

『今朝の男は誰だ』

 そこまで打って、蓮司は指を止めた。

 自分が何を聞こうとしているのか理解して、全部消した。

 夫として問い詰める権利がある。

 そう考えかけた。

 だが離婚を求められている男が、それを盾に相手の行動を縛るのは違う。

 その程度の分別はある。

 それでも、神崎の顔が頭から離れなかった。

 なぜ、あの男が迎えに来た。

 澪とどういう関係なのか。

 三年間、自分が知らなかっただけで、妻には別の人間関係があった。

 その当然の事実が、今さら突き刺さる。

 蓮司は冷蔵庫を開けた。

 朝に見たスープがまだ入っている。

 家政婦が捨てなかったらしい。

 鍋ごと取り出し、自分で温める。

 コンロを使うことなどほとんどない。

 火加減が分からず、少し吹きこぼした。

「くそ……」

 雑巾を探し、見つからない。

 ようやく引き出しの奥から布巾を出し、汚れを拭く。

 自分の家なのに、どこに何があるのか知らない。

 それも澪がいなくなったから初めて知った。

 温めたスープを一人で食卓へ運ぶ。

 一口飲む。

 薄味だった。

 だが、いつもの味だった。

 昨夜か、その前に澪が作ったものだ。

 これが最後になるかもしれない。

 そう思った途端、スプーンが止まった。

 蓮司はしばらくそのまま座っていた。

 誰もいない向かいの席を見る。

 三年間、そこには澪がいた。

 自分がスマートフォンを見ている間も。

 仕事の電話をしている間も。

 新聞を読んでいる間も。

 毎朝、同じように。

 澪は何を話していた。

 最近読んだ本。

 庭の花。

 家政婦の孫が受験に受かった話。

 新しくできた店。

 自分はどれくらい返事をしていただろう。

 半分も覚えていない。

 蓮司は初めて思った。

 妻がいなくなったのではない。

 自分は、妻がいる生活を失ったのだ。

 その二つが同じではないことに、ようやく気づき始めていた。

 スマートフォンが再び震える。

 今度は片桐からのメッセージだった。

『社長、明朝の件で一点ご報告があります。アルカディア・グローバルより、御堂ライフスタイルとの共同事業に関する臨時連絡が入りました』

 続いて、もう一通。

『先方より、予定していたブランド案件について重大な発表があるとのことです』

 蓮司は眉を寄せた。

 アルカディア。

 まただ。

 今朝、澪を迎えに来た神崎。

 そして今度は会社への連絡。

 偶然だと切り捨てるには、重なりすぎていた。

 蓮司は片桐へ電話をかけた。

「重大な発表とは何だ」

『詳細は伏せられています。ただ、ファッション部門に関する内容だそうです』

「ファッション?」

『はい。それと、もう一つ』

「言え」

 片桐が少し間を置いた。

『三年間活動を休止していたデザイナー、MIOが復帰するとの情報が出ています』

 蓮司の視線が、寝室の方向へ向いた。

 昨夜の銀白色のドレスが思い浮かぶ。

 玲奈の言葉。

 MIOに似ている。

 澪の返事。

 ――参考にはしていません。

 まさか。

 蓮司はそう思った。

 そして、その瞬間初めて、自分が妻について何も知らないという事実が、恐怖に近い形を持って胸の中へ入り込んできた。

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